ミモレットというチーズをご存知ですか。
硬くてオレンジ色しているチーズです。
噛むと旨みが口に広がって美味しいですよね。
日本酒にもよく合います。
このチーズ、熟成にダニが必要なんだそうです!
俗にチーズダニと言うそうで、彼らを活用したチーズはミモレットだけではないとか。
いやー、知りませんでした。
どうですか、この話。聞いて「ぎゃふん!」と思いませんでしたか?
正直、私は「チーズ、好きだったんだけどな」と少々テンションが下がりました。笑
なぜテンションが下がったのでしょうか。
それは ”ダニ=身体に悪いもの” という思い込みがあったからです。
ダニの専門家曰く、有害なものはダニ全体の僅か5%程度だそうです。
残りの95%は無害!だったんですね。
95%が悪くないのに、全てまとめて「悪いヤツ!」と決めつけていたとは何て乱暴な理解だったのでしょう。
この思い込みのおかげでテンションが下がったり、美味しいものが味わえなくなったとしたら、もったいないと思いませんか⭐︎
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<目次>
・記憶のデータベースの弊害
・二者択一の判断から自由になろう
・まとめ
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記憶のデータベースの弊害
人間の脳は過去学んだことが積み上げられて、膨大なデータベースになっています。
見たり聞いたりするものは全て、このデータベースを検索し該当するもの、もしくは近いものを適用して理解する仕組みになっているのです。
そして、その理解のガイドラインは大抵、正しいか間違っているか、得をするか損をするか、綺麗か汚いかなど、二者択一の二元論で構成されていたりします。
実は日常的に私たちはこうして物事を判断して暮らしているのです。
しかし、これでは物事の本質は捉えられません。
二者択一の判断から自由になろう
人間の脳は物事を見た瞬間的に判断する仕組みになっています。
でも、例えば次の例などはどうでしょう。
有害なダニをみて、ダニは100%有害と言えるでしょうか。
凶悪犯罪の起きている日本は、危険な国なのでしょうか。
怒りや暴力を見せる人は、優しさは持っていないのでしょうか。
そんなことはないですよね。
二元論の思い込みに気づき、白も黒もどちらもある。どちらも内包しているのが実際のところでしょう。脳内のデータベースがどんなものか日常的にチェックしていないと、ただ反応的に良し悪しを判断しているだけになります。
いつの間にか選択肢が狭くなり、必要以上に批判的になったり保守的になったりしてしまうと、ひとやモノの良さや物事の本質を見損なう可能性があります。
二元論を手放していくと、感情的にも楽になっていきます。
そういう考え方もあるんだね、そんな見方もできるのか、と思えるようになるとイライラすることも減ります。
ミモレットについても
「へぇ、そうなんだ!」という新鮮な驚きとともにチーズを楽しめるようになる、というわけです。
まとめ
脳内データーベースのチェックはその都度気づき続けていくしかありません。
そして自分はどんな二元論で物事を判断しているのかをチェックしましょう。
脳内のデータベースに反応的になることなく、物事の本質を見極め、楽しく過ごしていきたいものですね。
あー、チーズが食べたくなってきた⭐︎
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【編集後記】
徹夜明け、朝風呂、朝寝、気持ちよし。
しかし午前中日当たりの良い住まいの使い方としてはもったいないか。
予定が午後からというのもあったが、やはり早寝早起きを心がけようかな。
【昨日の1日1新】
ミート矢澤 ハンバーグ:肉汁のナイアガラ
バーミヤン 五目麺:美味
【お知らせ】
2015:5/19(火)ツンドク読書会(パートナー主催)
2015:6/20, 21 大好きなことをして生きよう:ライフワークスクール
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